恋愛の楽しさと苦しさ

「恋愛」に対して世の人が持つイメージとはどのようなものでしょうか。おそらく大部分の人は、明るくて楽しいイメージを浮かべるでしょう。わくわくとした心地やドキドキする胸の内など、ポジティブで大きな感情の波が起こるイメージを考えるはずです。

実際に恋愛とは楽しいものです。今までは一人でいた時間を恋人と過ごしたり、一人では出来ない事を一緒に楽しんだり、恋愛をする事によって実現できる楽しみは色々あります。ですが、恋をした時、その胸の中は決して楽しい、嬉しいという感情だけで満たされる訳ではありません。相手の言動に逐一反応し、嫌われていないかどうかと不安になったり、逆に本当に愛されているのか悩み、苦しくなったりする事もあるはずです。恋愛は楽しいものであると同時に、非常に辛いものであるとも言えます。

そんな複雑な心境を常に持ち続けなければならなくなることが恋愛であり、そんな苦しい思いを抱えてでも相手を好きになったことに価値を見出そうとするのです。誰かを好きになった当初の気持ちは、片思いの相手の心が分からないという悩みが切なさの大半を占めているでしょう。「あの人が好き」と思う心地よい気分の中に、「あの人は自分を好きになってくれるだろうか」という不安が渦巻くのです。しかし、かと言って念願かなって付き合い始めてしまえば不安は消え、楽しい気持ちしか残らないという訳ではありません。恋人であっても他人の気持ちは読めないものです。もしかすると「相手が自分を好いてくれるのは本心か、この先も関係を続けられるのか」と片思いの時よりも悩みは増えるかもしれません。

両思いの関係どころか、まだ片思いかどうかはっきりしないような時点でも同様の事が言えるでしょう。今流行りの出会いアプリのようにお互いの素顔を知らない状況で、アプリの中でやり取りを交わしている相手に対しての気持ちは、余計に複雑です。しかし、悩みや迷いを乗り越えてこそ、恋愛の喜びや嬉しさがあるのです。大切な出会いのチャンスを活かし、目の前の相手と向き合って本物の恋を育みましょう。